今春お引渡ししたY様邸のリノベーションは
初めてY様とお会いした日から、少々お時間
を費やしての着工でした。
「ずいぶん古いけど、住めますか」
この何となくの心配が、引継ぐ「覚悟」に
変わるまでに時間が必要でした。
家を引継ぐ覚悟から始まりました
築49年になる光市室積の平屋。
施主様の心配事は、
- ずいぶん古いけど、工事可能なのかな
- 雨漏りしてるけど、大丈夫かな
工事前の家の中はこんな感じ
リノベーションの天敵だらけだ・・・
- 砂壁と畳
- 昔は主流だった、木目プリント壁材
- そして、雨漏り
私たちは、この状態でも調べるべきを調べて
工事に値する建物かどうか判断できますが、
お客様にとっては、不安以外の何物でもない
ですよね。
だから、ご相談をいただいたあと、
- 天井裏の状態
- 床下の状況
- 柱や床の傾斜
- シロアリの被害状況
の調査報告から始めました。
この調査を住宅診断(ホームインスペクショ
ン)といいます。
有料調査にはなりますがこの施主様のように
漠然とした不安が安心という「覚悟」に変わ
ります。
覚悟さえ決まれば、
が、
こうなる楽しみを持てます。
古くても大丈夫と確信が持てたら、安心して
中古住宅を住まいの選択肢に入れられます。