ホームインスペクション(住宅診断)とは?
ホームインスペクターは住宅の「かかりつけのお医者さん」です。
ホームインスペクションとは、住宅に精通したホームインスペクターが、第三者的な立場または専門家としての見地から、住宅の劣化状況、欠陥の有無、メンテナンスすべき箇所や修繕時期と概算費用などを見極め、アドバイスする専門業務です。
専門家としての見地から、住宅の劣化状況、欠陥の有無、メンテナンスすべき箇所や修繕時期と概算費用などを見極め、アドバイスする専門業務です。
住宅の購入前、あるいは売出し前に建物のコンディションが把握できれば、安心して取引できます。
居住中の住宅のチェック、不動産仲介業者による事前チェックなどの利用ケースも増えています。
日本の住宅は新築時に最も高く、中古住宅になった途端にその価値が15~20%も低下し、およそ10年で半額になり、25年程度で建物価値がほぼゼロになってしまいます。
住宅はあたかも耐久消費財のように扱われ、いくら手をかけても資産価値に反映される事はありません。
これでは所有者の点検やメンテナンスへのモチベーションは高まらず、悪循環を生むばかりです。
価値の落ちない、落ちづらい住宅市場を形づくる事は、家計に資産をもたらし、消費を喚起し、年金や社会保障の裏付けにもなるという、一挙両得の安定した内需経済の基盤と言えます。
この時に必要な社会的機能がまさに「住宅診断(ホームインスペクション)であり、それを担うのが住宅診断士(ホームインスペクター)です。
ホームインスペクターとは?
屋根、外壁、屋根裏、床下などの住宅全体の劣化状況や欠陥の有無を目視で診断する専門家です。
- 「買いたいけど、建物のことはよく分からなくて不安」
- 「家の状態を明らかにして売りに出したい」
- 「売買後の建物に関するトラブルを未然に防ぎたい」
と思われる方、お気軽にご相談ください。
どんな時に利用するの?
主に中古住宅を売買する時に利用されています。
- 家を買う時
- 家を売るとき
- 自宅のチェック
ご利用のメリット
[買主として]
- 住宅に問題がないか、専門家がチェックする事で安心して購入できる
- 「買ってはいけない住宅」かどうか判断しやすくなる
- 買った後にどこにどのくらい費用が必要かの目安になる
[売主・不動産仲介業者として]
- 住宅の状態を明らかにして買主に情報提供できる
- 建物の不具合について、売却後の買主とのトラブルを未然に防ぐことができる