前回の続きです。
前回の内容はこちら。
屋根葺き替えはどんな工事になって、費用は
どの程度覚悟が必要か、をお話ししますね。
工程は、ざっとこんな感じです。
- 既存のセメント瓦を撤去する
- 古い防水シートを撤去する
- 既存野地板(屋根下地の細長い板)の状態確認
- 古い野地板補修後、新しい下地用合板を張る
- 防水シートを規定通りに張る
- 新しい屋根材を張る
文字にすると簡単そうですが、実際にやると
なると、結構な重労働です(;^_^A
瓦をはぐ・・・
ひたすら、はぎ続ける・・・
ちょうどこの写真には、古い野地板、新しい
下地合板、新しい防水シート(右下)が写って
ます。
※奥の青いシートは、ただの雨よけ用
ブルーシートですよ。
防水シートではないですよ。
屋根全体に防水シートを張り終わったら、
いよいよ、新しい屋根材葺きです。
今回は、MFシルキーG2という、ガルバリ
ウム鋼板屋根にしました。
この屋根材がなかなか秀逸で、こんな↓↓
特徴があります。
軽くて、遮熱性能、遮音性能、防音性能が
期待できて耐久性のある屋根材です。
金属製の屋根なので、雨が降るとバタバタ
と結構音がするから、多少高くても遮音性
が期待できる商品を選びたいですね。
完成が、こちら。
惚れ惚れする、美しさ♪
で、肝心の費用ですが、今回は、古い瓦を
撤去・廃棄して仕上げまでが、
16,000円/㎡(税別)
でした。
屋根面積が172㎡あったから(平屋だから
結構面積が広いです)、275万円の工事で
した。
塗装と比べると費用はかかりますが、長く
住む家をリフォームするときは、優先順位
の高い工事だと思います。
費用を公開するのは勇気がいりましたが、
ぜひ参考にしてください。
お盆も過ぎてツクツクボウシが鳴き始めた
ので、夏休みもあと少しですね。
今年の夏は、どんな夏でしたか。
それでは、また。