マンションのリフォームは、明るく広く
マンションをリフォームするとき、一番気を
使うのは、どこまで間取りを変更するか・・
比較的新しいマンションは別として、築年代
が平成初期以前のマンションは、
- キッチンが暗い
- ダーク色基調で全体的に暗め
- 収納が少ない
事が多いですね。
このようなマンションをリフォームする時は
どこまで間取りを変更するか、を計画段階で
よくよく考えます。
理想の間取りに変更することは簡単ですが、
その場合は、かなりの費用をかけて大規模に
室内を解体(いわゆるスケルトンの状態)
します。
↑がスケルトンの状態です。
マンションリフォームで大規模に解体をする
場合は、上下左右の住人様への配慮やご理解
が必要です。
音や振動は、想像をはるかに越えています。
また、費用も一戸建てと比べると、相当割高
です。
廃材をエレベーターや階段を使って、何度も
何度も運び出します(;^_^A
最初にお客様と予算感は共有して計画します
が、フル解体のリノベーションの場合、総工
費を提示すると、躊躇される方も少なからず
いらっしゃいます。
なら、間取りを大きく変えず、いかに快適な
住空間にしていくか・・・
その場合のお勧めは、
明るく広く
を基本にリフォームしてみては♪
例えば、下の写真は、下松市古川町の事例。
こちらは平成元年築のマンションで、ダーク
色の建具+グレーのカーペット+アイボリー
の壁紙+小分けされた各お部屋・・・
で、少々閉塞感漂う状況でした。
そこで、「明るく広く」の工事をしたのが、
こちら↓↓
壁紙を限りなく明るくして+建具はピュア
ホワイト+収納はデッドスペースを利用+
2部屋を1部屋に広げて3LDKから2LDKへ。
できたら床もナチュラル系の明るいタイプに
したかったのですが、窓枠がダークブラウン
でしたので、ライトブラウンにしました。
もちろん、部屋数を減らしましたので、住み
方しだいにはなりますが、「明るく広く」
で、快適な住空間に変わります。
これからマンションのリフォームをされる方
は、ぜひ参考にしてください。