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2023/08/23(水)

光市室積の平屋リノベーション②

リフォーム・リノベーション

リノベーション後の写真は、どれもきれいで
こんなキッチンがいい!フローリングの色は
・・・壁紙の色は・・・
と、見た目ばかり気になりますが、下の写真
を見たら、見た目より大切な事が見えてきそ
うですね。
今回は、そんなお話しです。

断熱性能向上リノベーションのすゝめ

この写真は、見出しの写真と同カットで撮影
したものです。
床は、畳と畳の下に敷かれている荒板を解体
天井は、和室用木目板を解体した直後の写真
です。

冬に暖めても暖めても寒さを感じる生活が、
想像できます。
昭和40年代築の家屋ですので、辛うじて外壁
側の壁内にグラスウールが入っていましたが
床下と天井裏は、何も無い状況でした。
窓は、建築当時のスタンダード仕様、アルミ
のシングルガラス。

このような造りは、昔は当たり前でした。
冬は、ガンガンに暖房をかけても、床下から
冷気を吸い込み、天井裏へ温めた空気が抜け
出ていきますから、エアコンや灯油ヒーター
は効きが悪いでしょう。

上の資料は、消費者庁の「日本の住宅の断熱
性に関する参考資料」です。

日本の家屋は、先進国の中でも最低水準だと
いうことをご存じですか。
資料の図6、現行の基準11%でも、です。
ということは、残りの89%は、とんでもない
低断熱の家屋で、我慢しながら過ごしている
というのが現状です。

図7は同じく日本の家屋の「窓」について。
67%強が、シングルガラスです。

こような性能の家屋では、余計なエネルギー
コストがかかる上に、暑さや寒さを我慢しな
がら過ごし、ヒートショックやアレルギーの
発症リスクも高くなります。

室積の平屋は、リノベーションのタイミング
に合わせて、床下と天井裏に断熱材を入た上
に、リビングの窓は、高性能樹脂アルミ複合
ペアガラスに交換できました。

断熱材を入れようと思ったら、結構な規模の
工事になりますから、ぜひ、窓の高断熱化だ
けでも検討されてみてください。
室内の空気の逃げ道は、40%強がサッシから
と言われています。
そのサッシだけでも高性能化できれば、ある
程度の断熱性能向上は期待できます。

今なら、間に合えば補助金も使えますから、
気になる方は、工事するしない別にしても、
お気軽にお問合せください。

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